阪急5300系 急行 西向日-梅田(2004.03.02)

阪急5300系 急行 西向日-梅田(2004.03.02)

2025年8月11日

収録機材:Olympus DS-10 + audio-technica製マイク(型番不詳)

環境:★★★☆☆

急行が西向日に停車?臨時停車か何かかな?と錯覚しそうですが、この頃は日中の定期列車で河原町-高槻市各駅停車の急行が設定されていました。”急行ってのは西院、桂、長岡天神、高槻市の順に止まるもんでしょ”とずっと浸透していたので、ダイヤ改正からしばらくは”普通がずっと来ないみたいだけど西京極にはどうやって行けばいいのだろう?”とか”本当に各駅に止まるのかな?”とか混乱が生じていました。

宝塚線では急行は豊中から宝塚まで各駅に止まるので、京都線でも急行が途中から各駅に止まるという認識が定着・・・するというわけにはいかなかったようで、後に「準急」がこの急行を置き換えることでややこしい状態は解消されます。

なお、当時は「携帯電話電源オフ車両」が設定されていました(当時普及していた第2世代携帯電話の挙動はペースメーカーに悪影響を及ぼすため)。携帯電話との向き合い方が他社とは異なったため、沿線外から来た人が”携帯オフセルフ警察”に狩られている光景がときどきありました。そんなわけで「携帯電話電源オフ車両」はモーター音を収録したいときに有利にも不利にもはたらきました。とある会社の顧客満足度ランキング鉄道会社編で1位になることが多い阪急ですが、1位になるということは中上流の資本家向けのサービスを充実させて高級感ドヤァとあぐらをかいているのではなく、人口割合で圧倒的多数の庶民の味方で弱者への配慮が行き届いていると認識されているからでしょう(ちなみに2位の京阪とスコアで競り合い続けていて、そこからだいぶ間があいて3位に東急と続く)。